由布岳〜池代(ゆふだけ 1583.3m)

2011/7/10

登山口 〜 西峰  2時間30分
西峰 〜 池代台地   30分 
池代台地   2時間
池代台地 〜 登山道合流地点  1時間
登山道合流地点 〜 登山口   1時間20分


難易度 ★★★★・・・ 



久しぶりに由布岳に登りました。暑そうなのでチョット早起きして登山口へ。
でももう無料駐車場は10台以上。 支度をして出発。快調に歩きます。

池代台地への取り付きまで来たら、 バイケイソウがまだあるかもしれないと思い、
正面登山道から池代方向に踏み込んだが、 カヤでズボンが濡れたのですぐに戻った。

まずは西峰に行こうとマタエまで。 オダマキや、咲き残りのミヤマキリシマがありました。
一休みして障子戸も無事通過。 西峰からは360度の素晴らしい景色が広がります。

おにぎりを食べお鉢回りへ向かいます。 バイケイソウが気になり池代経由で周回しようと、
お鉢の途中から左へ下り、池代に向かいます。 最初テープはよく付いていますが、
最後の方はテープが遠くなります。 ほぼ下りついたあたりでメインルートに到着。
南へ向かいますが全くテープが無い。 さらに進むと大きな谷に突き当たった。

メインルートはもっと西だったのに、前回とは様子がずいぶん変わり、倒木や獣道に惑わされ
思い込みの強い性格が災いして、付近を行ったり来たりして時間を費やしてしまった。

また西峰に戻ろうと最後のテープまできたが、 戻るテープが遠くてみつけきらない。
うーんどうしよう・・・台地に着いて1時間経過していた。 早かったので時間はあるが、
池代の南の入口までは 普通なら10分で着くのだが・・・

飯盛山が近くに見えている。南入口とは方向が反対だが飯盛山に向かう。 ふもとまで来たら
山への取付きテープがあった。 やったぁ!これを反対にたどれば南入口に着くはず。

谷のテープを探しながらたどって行く。 しかしまた谷の途中で消えたので、あちこち探したが
無い。 でも、飯盛山を背に南東に進めばいいので、 思い切ってその方向にヤブコギをした。

10分でヤブを抜けると・・・・見覚えのあるバイケイソウの広場だ。 メインルートを右へたどると
南入口に着いた!! ヘナヘナと倒れ込みそうだった。 飯盛山からさらに1時間経過していた。

おにぎりを食べて一休みし、池代台地に別れを告げた。 池代から正面登山道への道も
以前より荒れて通りにくい。 森を抜けてカヤの原にでて大岩を過ぎ、 もうすぐ合流地点の
はずが、あれっ?右下に登山道が見えた。 合流地点の20mくらい上方にでてしまったようだ。

後ろからの人の気配に「あぁ・・・やっと戻ってきたんだ。」と・・・

教訓!!◎ 単独の時はマイナールートは歩かない。◎ 慣れた所でも地形図は必携。
◎山は必ず早朝に発つ。 ◎わからなくなったら、らウロウロせずにすぐ引き返す。
(全部あたりまえの事ですね)今回、大いに反省しました。

イメージはこちら


滅入った気持ちを吹き飛ばすようなYou Tubeを作りました。
よろしければお立ち寄りください。

             http://www.youtube.com/watch?v=o-T8Cd8wHPA



朝焼けがきれいです。登山口からの由布岳には雲はかかっていませんが、空には雲が一面にひろがっています。
由布岳〜池代 由布岳〜池代
   
登山口から13分で森に取り付きます。さらに30分で合野越に到着。一休みして水分を補給します。
由布岳〜池代 由布岳〜池代
   
森を抜けると湯布院の街やくじゅう連山等の景色が広がります。ジグザグの後の石道を越えてマタエに到着です。
由布岳〜池代 由布岳〜池代
 
鎖場はいつも緊張します。ここを通過するとすぐに一等三角点(油布山 1583.26m)のある西峰です。景色は抜群!
由布岳〜池代 由布岳〜池代
   
鶴見山群の向うには別府湾が広がり、今日は四国もクッキリ・・・マタエから東峰に登る人がチラホラと見えます。
由布岳〜池代 由布岳〜池代
   
西峰から5分で飯盛山と共に池代台地が眼下に。鶴見山群が見える直前で左へ下り、テープをたどって急降下します。
由布岳〜池代 由布岳〜池代
   
20分で飯盛山と同じくらいの高さまで下ります。傾斜がなくなると咲き残りのバイケイソウが3本。遅すぎたようです。
由布岳〜池代 由布岳〜池代
   
迷った後、飯盛山の取り付きテープを反対にたどり、なんとか池代南入口へ。彼方にみえる倉木山がなつかしい・・・
由布岳〜池代 由布岳〜池代
   
枯れ沢を3つ渡り、自然林の中を進みます。30分で 林を抜けカヤの原にでます。少し進みもう一度小さな林を抜けます。
由布岳〜池代 由布岳〜池代
   
大岩を見下ろしながらカヤの中を進むと、登山道に合流です。この時期はカヤで踏み跡が消えてしまいます。
由布岳〜池代 由布岳〜池代
   
由布岳〜池代 登山口に着いて振り返ると、何事もなかったように由布岳
が堂々とそびえていました。ありがとうございましたm(_ _)m


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